発達障害といわれる有名人

テレビなどのメディアで度々取り上げられるようになった発達障害は、実は案外身近な人がそうだったりする稀ではない障害です。

これは有名人にも当てはまるもので、一見するとそうだとは気が付かない、以外な人がこの障害を持っていたりします。

注意欠陥や多動性障害など、ADHDの発達障害と分かっている有名人には、ハリウッドスターのウィルスミスや黒柳徹子さんなどがいます。

ウィルスミスは発達障害のADHDを公表済みなので、既に知っている人も少なくないでしょう。

何時知ったのか、どのように克服したのかは不明ですが、しかし世界的に有名なハリウッドスターが障害を持っていることは、多くの人達にとって希望や勇気になるはずです。

黒柳徹子さんは学習障害の1つ、読書障害を患っていたとされます。

小さい頃から話しを始めると落ち着きがなく、止まらなくなってしまうと、代表的な著書の窓ぎわのトットちゃんに記されています。

黒柳徹子さんが子供の時代は、学習障害などの障害があまり認知されてなく、奇異の目で見られてしまっていた時代です。

だからこそ自著で勇気を出して告白していたり、自分を隠さず個性を発揮しているものと思われます。

ADHDの有名人は他にも、元プロ野球選手の長嶋茂雄さんや芸術家でもあるジミー大西さん、魚類学者のさかなクンが存在します。

得意なことはとことん得意で、一度集中し始めると長時間集中力をなど、欠点ではなく強みを活かして活躍する人達ばかりです。

全ての人がそうとは限りませんし、逆に集中力が乏しく落ち着きのなさが日常生活に支障をきたすケースもあります。

発達障害の1つ自閉症スペクトラム障害の有名人には、イチローさんや米津玄師さんに、元アップルのスティーブジョブズさんがいます。

イチローさんは公式に発表していませんが、これまでに1つのことに拘るエピソード、行動のパターン化などから可能性が高いといわれます。

一方の米津玄師さんは公表済みで、過去にコミュニケーションが上手くできず、バンド仲間との関係に苦労したとのエピソードがあるほどです。

スティーブジョブズさんは興味のあることに拘るタイプで、勉強にのめり込んだことから飛び級を果たしました。

発達障害はネガティブなイメージですが、特性が上手くハマると社会的に成功する結果になります。

他にも一躍有名になったスーザンボイルさんや、ネガティブなキャラクターが人気の栗原類さんも自閉症スペクトラム障害です。

学習障害で特に有名なのは、ハリウッドスターで自らの障害を告白している、トムクルーズさんが挙げられます。

トムクルーズさんはいわゆる難読症で、字を認識したり内容を理解するのが難しいそうです。

時には全く読めないこともあるので、セリフを録音して聞いて覚える工夫で障害を告白、そしてハリウッドスターとして成功を収めています。

日本ではミッツマングローブさんが学習障害で、トムクルーズさんと同様に字の認識が難しく、字を絵と捉えることで克服したようです。

過去の偉人の中にも、何らかの発達障害を持っていた人が珍しくないです。

坂本龍馬は人の話に対する注意力が低く、遠慮なく発言したり居眠りをするなど、ADHDだった疑いがあります。

織田信長は衝動的に行動する人で、自分でコントロールが効かなくなることもある問題児でした。

ただ、その特性が時代にマッチしたのか、戦国時代という戦乱の世で成功しています。

多彩で時代を超えて影響を与え続けるレオナルドダヴィンチはアスペルガー症候群、発明王のトーマスエジソンはADHDです。

アインシュタインもモーツァルトも疑いは濃厚で、読み書きの難しさや特定の興味に強く引かれること、拘りの強さなどから可能性が高いといえます。